DSUM関数の使い方
Excel（エクセル）のDSUM関数は、データベース形式のデータ内で指定された列（フィールド）を検索し、条件を満たすレコードの合計を求めます。
できること
条件を満たすレコードの合計を求める
Excelの対応バージョン
Excel2010、Excel2007、Excel2003、Excel2002
アドイン
必要なし
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
書式 |
DSUM(Database, フィールド, Criteria) |
Database （必須） |
各列の見出しが入力されているレコード（またはリスト）のデータ範囲を指定します。 |
フィールド （必須） |
計算対象とする列を指定します。列の指定は列の見出しを「"」で囲み文字列で指定するか、左端から数えた列数を数字指定します。 |
Criteria （必須） |
条件が設定されているセル範囲を指定します。 重要セルに条件を入力する場合は
= の後の条件を「"」で囲みます。 |
DSUM関数の使用例（その１）
| 式 | =DSUM(A1:C6,"金 額",E1:E2) |
結果 29,000 |
|---|---|---|
説明 |
商品名が「excel」から始まる商品の金額を合計をします。条件の大文字・小文字は区別されません。特定の文字で始まる文字列を検索するには、頭に = を付けずに入力します。 |
使用例（その２）「複数の列の条件をすべて満たすデータの合計」
| 式 | =DSUM(A1:C6,3,E1:F2) |
結果 26,000 |
|---|---|---|
説明 |
分類が「表計算」で10,001円以上のレコードの金額の合計を求めます。条件を満たす「Excel 2010（15,000円）、Excel 2007（11,000）」の合計を返します。複数の列の条件をすべて満たすデータを求める場合は、同一の行に条件を入力（セルE2、F2）します。 |
