AVERAGEIFS関数の使い方
Excel(エクセル)のAVERAGEIFS関数は、複数の検索条件に一致するすべてのセルの平均値 (算術平均) を求めます。
できること
複数の条件に合うセルの平均値を求める
Excelの対応バージョン
Excel2010、Excel2007
アドイン
必要なし
| 項目 | 詳細 | 
|---|---|
| 書式 | AVERAGEIFS(平均範囲, 検索条件範囲 1, 検索条件 1, 検索条件範囲 2, 検索条件 2, ...) | 
| 平均範囲 (必須) | 平均する 1 つまたは複数のセルまたは範囲を指定します。 | 
| 検索条件範囲 1 (必須) | 1つ目の対応する条件による評価の対象となる範囲を指定します。 重要範囲内のTRUEは「1」、FALSEは「0」として処理されます。 | 
| 検索条件 1 (必須) | 1つ目の計算の対象となるセルを定義する条件を、数値、式、セル範囲、または文字列で指定します。 重要式および文字列を指定する場合は、「 " 」で囲みます。また、検索条件には「?、*」のワイルドカード文字を使用することができます。 | 
| 検索条件範囲 2 (省略可) | 2つ目の対応する条件による評価の対象となる範囲を指定します。 | 
| 検索条件 2 (省略可) | 2つ目の計算の対象となるセルを定義する条件を、数値、式、セル範囲、または文字列で指定します。 | 
| ... (省略可) | 3つ目、4つ目、...の検索条件範囲及び検索条件を指定します。 | 
AVERAGEIFS関数の使用例(その1)
 
| 式 | =AVERAGEIFS(B2:B6, B2:B6, ">70", B2:B6, "<90") | 結果 79.3 | 
|---|---|---|
| 説明 | 点数が71点以上、90点未満の点数の平均を求めます。文字列「欠席」は計算対象から除外されます。 | 
使用例(その2)「文字列条件」
 
| 式 | =AVERAGEIFS(C2:C6, A2:A6, "くだもの", D2:D6, "あり") | 結果 400 | 
|---|---|---|
| 説明 | 在庫のあるくだものの平均金額を求めます。条件を満たす「りんご(500円)+みかん(300円)」の平均が返されます。 | 


